2009年9月13日日曜日

成型肉 潜むO157 「中までよく焼いて」

タイトルの記事が朝日新聞、9月12日の夕刊(大阪版)に出ました。驚いたことに1面扱いです。


 今回の事件の本質がよくまとめられて、消費者に注意を促している良い記事だと思います。
 見落とされた方は、次の asahi.com に出ています。
 http://www.asahi.com/national/update/0912/TKY200909120113.html





 この記事の続きには、別のステーキの事件もでています。こちらは成型肉ではなくカット肉の「角切りステーキ」です。角切りステーキは食べやすいし、値段もリーゾナブルなのですが、食監的には小さいサイコロ状の6面の全てを焼き中心部まで火を通すというのは、根気がいって難しいですね。蓋でもして蒸し焼きにするとよく火が通りますが、私の経験によると安物の成型肉は味も抜けてしまって、ただのミンチ肉になってしまいました。

 筋切りしたり、タンブリング処理(調味液を機械的に浸透)した肉は食べやすく美味しいと思うのですが、よく焼いて食べないといけないということですね。

1 件のコメント:

  1.  営業自粛していた問題のチェーン店も営業を再開しました。当該角切りステーキは無くなっており、お肉は調理場で両面を焼いて提供することになったようです。
     客がかき混ぜた後に食べるタイプの商品も、すぐかき混ぜれば、問題なく75℃1分間以上をクリアできるようです。

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